IN THE DRESSING ROOM

本番前の楽屋にいる三人

主人公は、来月初めての全社発表を控えるソラ一人です。フミとミギウデは話し方の正解を証明せず、ソラが場面を確かめ、構成を選び、逆算で仕込むのを助けます。

本番前に呼吸を整えるソラ舞台袖からソラを支える楽屋番フミ尾の灯りで次の合図を示す舞台裏のネズミ、ミギウデ
出番の前に、進行表の一項目だけを確かめて袖へ向かいます。うまく話せたかではなく、震えたまま最後まで話し切れたかを見ます。
01本番前に呼吸を整えるソラ

本番を控えた人(読者代理)

ソラ

「資料はできたんです。声だけが、まだ震えていて。」

記事での仕事: 本番を控えた読者と同じ場所で震え、準備の型を一つずつ試して持ち帰ります。

性格と物語での変化
望んでいること
初めての全社発表を、震えたままでもいいから最後まで話し切りたい。
揺れるところ
うまく見られたい気持ちと、逃げ出したい気持ちの間で眠れない。
変化
緊張を消そうとする人から、緊張を連れて出る準備の型を持つ人へ。
02舞台袖からソラを支える楽屋番フミ

楽屋番(元舞台役者)

フミ

「緊張は消えませんよ。連れて出るんです。」

記事での仕事: 技術ではなく儀式と段取りを渡し、緊張を消さずに連れて出る支度を整えます。

性格と物語での変化
望んでいること
出番へ送り出した人が、袖へ戻ってきたとき息をしていられること。
揺れるところ
代わりに話してはやれない。渡せるのは儀式と段取りだけ。
変化
舞台を降りた役者から、人の本番前だけを支える楽屋番であり続ける。
03尾の灯りで次の合図を示す舞台裏のネズミ、ミギウデ

残り時間と次の合図を示す舞台裏のネズミ

ミギウデ

「(尾の灯りを上げ、次の合図だけを知らせる)」

記事での仕事: 尾の灯りで残り時間と次の合図だけを示します。話す中身と勇気は代行しません。

性格と物語での変化
望んでいること
本番までの時間を、抱え込まない順番に変えたい。
揺れるところ
時間と合図は示せても、台詞や勇気は代わりに渡せない。
変化
進行表そのものではなく、震えたまま出る人の舞台裏の相棒へ。